確かに痩せる=体重が減るという概念であれば間違っていないかもしれません。
人間の体は体重の60%ほど水分で出来ており、汗をいっぱいかけば体の中の水分が減り、自ずと体重は減ります。
ただ痩せるとは体重が減ることではなく、あくまでも体脂肪が減る状態のことを指します。
この体脂肪を減らしやすさを考えれば、夏と冬では冬に軍配が上がります。
そもそも私たち人間は哺乳類の仲間であり、常にベストな状態に保とうとする生体の機能ホメオスターシス(恒常性)が働いております。
このホメオスターシスの中で最も重要で、かつエネルギーを多く消費するのが、体温保持に使われるエネルギーで、基礎代謝の大半はこの体温保持に使われるエネルギー消費です。
特に夏は外気温が高く、体温保持するエネルギー消費が少ないですが、冬は外気温が低いので体温保持するエネルギー消費量は高くなります。
つまり冬はホメオスターシスを維持するエネルギー、基礎代謝が上がり、他の季節よりも痩せやすいチャンスシーズンと言えます。
ただし、基礎代謝は人種、性別、体型、環境、生活、活動量などによっても異なります。
そして痩せやすいとされる冬でも、日々の活動量の低下やクリスマス、忘年会、新年会などイベントごとが多くなり、飲み食いが進んでしまいやすいシーズンでもありますので注意が必要です。
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